健康を考え始めた原点
娘の誕生から5年。このような時代になって、日々の生活が少し不安定になってしまったものの、無事に5歳の誕生日を迎えられて本当に有難い。
5年前の今日といえば、私の人生の中で一番死に近づいた日。
なかなか思ったタイミングで授からなかったものの、
これまで大きな病気などしたことがなく、健康に不安など経験したことのなかった私は、初めての妊娠期間中も余裕で食生活を楽しんでいた。
今思えば、バカな話なんだけど。
臨月に入り、日ごとに身体がブクブクにふくらんでいく。この上ない体重増加の恐怖を味わった。食事に気を付けても、1~2日で1kgぐらい増えてしまう!どうにもこうにも止まらない…!(涙)
これが自分か!?と思うくらい目もパンパンに腫れて、動くのがつらい。
そして、5年前の4/23の朝。
朝早くに目が覚めて、眠いのに寝付けない。
朝7時になって起き出し、朝食のパンを口にすると
いきなりつわりのような吐き気。
えっ・・・・?(大丈夫か、私!)
予定日まではまだ1ヶ月近くあって、お腹に変化は感じられないけど…、
でもこの時ちょっと不安に思い始めた。
昼頃まで横になっていたけど体調が良くならず、さらに不安が募って、3~4日前から起こっている症状を検索しはじめた。
「も、もしかして妊娠高血圧症かも… !!?」
出産の準備本にも、最後らへんのちょっとのページにしか書いていなくて、
他人事のよう。自分にはありえない話かと思っていた。
でも、やっと危機感を覚えて、念のため産院に電話。
「すぐに来てください!」と言われてちょっと焦りはじめる。
「救急車よこしましょうか」って言われたけど、「いやいや、大げさやし、恥ずかしいしやん、、、」と思って丁重にお断り。
この後に及んでも事をあまり重く受け止めたくなかったので、歩きと電車で30分かけて産院へ。(←振り返ると、めっちゃ危険な行動です!絶対マネしないでね)
産院へ着いたら血圧はすでに180超え。
血圧と赤ちゃんの心音を確認するや否や、助産師さんたちが慌ただしくなった。
休診時間で静かなとても静かな病室に、担当医の先生がパッと現れる。
「妊娠高血圧症です。このままではあなたも赤ちゃんも危ないので、今から出産しますよ」と告げに来た。
ぎょぇぇぇーーーーッ
OMGーーー!!!!!!!!マジかぁーーーーーっ(涙)
この上ない恐怖感を味わったけれど、でもここを乗り越えないと娘には絶対会えない!
勇気を振り絞り、できるだけ邪念を取り払って、半泣きで手術台へ。。。
産声が聞こえてきた時の記憶は特に忘れられない。
それから一週間して私は無事に退院し、37週に1日だけ満たなかった娘は未熟児でNICUでお世話になり約1ヶ月後に退院。
きっと、ひと昔前であれば、私も娘も命を落としていただろう。
だから、現代の最新の医療には本当に感謝している。
そして、妊娠~出産・産後~今までの経験を通して一番気が付かされたのは、
【日ごろの食生活の大事さ】!
(※産後の経験に関してはまた別のエピソードで紹介します。)
まさに、「日ごろの生活態度」が今や自分たちの未来を作っていくのだ。
私は今、健康で幸せに生かされているからこそ、
経験や知識を活かして周りの人たちにも役立てないと!って思った。
健康を維持することが人生でなにより大事で幸せだから!
今の熱い思いがある。
… そんな感じです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。^^
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