愛の原理

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最初に手を出した方がインパクトがあるので、暴力的にふるまい出したほうが悪者扱いされたりする。

 

どちらも譲らないと仲裁人(親)まで入ってきたりするのに、いつの間にか仲裁人でさえ結論のもっていきどころが分からなくなってしまって、どっちが悪くてどっちが悪くないか、みたいな収束に至り、

 

終いには無理やり「先に手を出したお前が悪い!謝れ!」と権力で抑え込もうとしたりする。

 

 

これはたかが家庭内で起きた日常茶飯事な事だけど、裁判とか戦争とか、世界中で起こっていることはこの延長線のことだよな、と考えが膨らむ。

 

 


だけど、それでは本当の問題解決になっていない。

どちらかに恨みが残ってしまうのだから。

このやり方では、どちらかか泣き寝入りするか、暴力の連鎖が止まらなくなってしまうことになる。

 



~ 昨日、我が家で起こったこと ~

 

息子がいきなり姉を叩いた。

一緒に見ていたDVDを、姉(娘)が自分がお風呂に入るから、と断りもなく勝手に止めたからだ。言葉のまだおぼつかない息子が衝動的に姉をぶってしまったのは、私には自然の流れに見えた。

だけど娘は、自分は何も悪い事なんてしていないのに弟にいきなり一発くらわされた!と怒り心頭で、「絶対に(弟を)ゆるさない!」とにらみつけ10倍返しをくらわせた。

 

別の部屋にいた夫が仲裁に入り、先に暴力をふるった息子に謝るよう説得。かなり嫌々だったけど、ちゃんと謝った… だけど、それでもまだ不穏な空気は治まらない。

 

その時、最後に付け加えた私の一言で娘の表情が一変した。

 

娘は気がついてなかったのだった。自分がDVDを勝手に止めたことが、最初に弟の気分を害したのだと。。。

自分が悪かったんだと気が付くと、今度はポロポロ泣きだした。

 

 

そのあとお風呂から上がってからは、DVDを一緒に観ていたときも「○○ちゃん(弟)、トイレに行くからちょっと止めさせてね~」とちゃんと声をかけていた。

 

 

な~んだ… こういうことなのか

 

 

と、ひとり悟りの境地に至るわたし。

 

 

 

衝動にかられた暴力や暴言は、愛のない行動の反動だということ。

 

これだと永遠に問題は尽きないんだということ。

 

相手を思いやること、愛の表現が、自分が幸せにつながっているんだと識ったら行動は変わること。

 


子供は発達段階だから、時々愛のさし水が必要になるけど・・・


一般的に「大人」と言われる人の中にも、まだ子供が存在していたりする。

 

自分もみんなも幸せで、平和を保つためには


「ちゃんと気づけること」

 

まず、これが大切なんだね、って思った。

 

 

 

 

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