脱サラで抱いた野望、敗れたり・・・

会社を辞めて、もうすぐまる一年。

え!もう一年!?という思いもあったり、会社に勤めていたのが遠〜い過去の記憶だったり。。。

その後の私はどうなったかというと・・・

 

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出勤最後の日に夫がくれたプレゼント

 

ついに!夢に描いていた主婦業専念!

そして家計の足しのため、時々、気ままにサロンワークをする。

家族の健康を一番に考え、保育園のお迎え前にはお料理を済まし、帰宅後はさっさと食事、お風呂を済ませて9時には子供を寝かしつける。そして一日の終わりは、一人でゆっくり充実した時間・・・✨

 

 

 


のはずだった。

 

が、まるで大違い!(笑)

 

 

 

 

 

実際はどんな生活かというと、

 

 

家族の健康だけでなく、病める人々が希望を持てるようにサポートしたいと考えるようになり、サロンワークに専念!一方、主婦業はてんてこまいで、毎日なんとかやりこなすかんじ💦

自分の学びを高めることとベストなコンディションを保つことに精を出し、サロンワークに情熱を注ぎ込んでしまう日々。まるで「お片付けしなさい!」と言われても、遊びに夢中になってしまう子供のように。。。

子育てと仕事内容がかぶるところもあり、自分では「まあ良し!」としているのだけれど、<ON/OFFの切り替えが極めて難しい…💦>という状況(涙)けじめが悪い。

 

 

 

 

でも、不思議。サラリーマンのころより、不満がない。

 

 

 

 

 

この一年の変化は本当に大きかった。

 

お金の考え方も変わったし、仕事ってこんなに楽しんだ!!と発見した。

 

 

 

いつかサラリーマンのお給料以上に稼いでやるぞー!と野望を抱いて辞めたが、いざ新生活が始まるといつの間にかその思いも冷め、どこかに行ってしまった。

 

 

なのでタイトルに書いたのは、そう意味での「敗れたり」。。

「何か」と競うことを辞めてしまった私。ある意味、敗北。

 

 

だけど、収入なんて全然ないのに、毎日が満たされている✨

 

 

 

 

どこかで聞いた話だけど、

この地球という一つの星にある全財産。99%は1%の人間だけで所有しているんだそう。

もちろん私は99%の人間のほうで、持ってる財産はその1%の中の一部ということになる。

まわりにいるほとんどの人が同じで、無駄に失わないように大事に握り占めている。

 

だから、それをたくさんかき集めて富を得ようとか、自分や家族だけが満たされる生活を望むのはオカシイな、って思うようになった。

 

すると肩の力がいい感じに抜けた。

 

とは言ってもお金はある程度必要で、要る時に無いと困るもの。それに、自分の仕事が人の役に立っているのかどうかの指針にもなったりする。

だから、もう少しついてきてくれたら嬉しいな~と思ってしまうのも正直なところ。

 

 

 

気分が落ち込む日だってある。

 

だけど、決して諦めない。

 

だって全ては一つの中にあるんだから、ブレる必要がない。

 

 

 

例えば「お客様が来ない」は「お客様が来る」の対極にあるだけで、同じ質の中にある。今、そのどこかの状況にあるだけで、過剰に不安になったり、浮かれたりするのはおかしい。うまくいかない時でも情熱を諦めるべき理由にはならない。

むしろ、人生でそれを証明するために今があるんだ、と強く信じることを決意としている。

 

すると、なんだかよく分からないけど、どんな状況でも満たされるようになってきた。

 

 

 

 

先日は、大散らかりのリビングをほったらかしにしたまま子供を連れて実家に帰省。ゆっくりくつろいでいたら、夜7時半ごろ、自宅に帰ったばかりの夫から電話があった。

 

顔は見えないけど、マジで激オコ!な状態である。。

 

「それさ、私が散らかしたんじゃなくて、子供やん~?躾ける親は私だけとちゃうねんで!」って言うと、火に油を注いでしまったようで、プツンと電話を切られた。   

 

んーッ もう~、、、。なんてこったぁ~~~。

(--;)

 

と思いながらも翌日の早朝、アルコールが抜けたころに再び自宅に戻り、一人で大掃除。昼前に母から電話があり「まだ終わらんのか」と急かされる。また急いで実家に戻り、それから家族サービス。

 

 

それでも不満はない。 ※ウソ、少しはある。(笑)

 

 

 

毎日こんなかんじ。

普通だけど、毎日楽しい。

毎日が些細で、

些細の積み重ね。

平和なときもあるけれど、

それが充実。

楽しい。

スリル満点。

幸せな毎日である。

 

 

 

 

 

 

 

★おまけ話★

30年以上住んだ大阪を離れ、近くに越してきた両親は今。

 

私に激安な賃金で働かされ、子守やら、チラシ折りやら、アイロンがけまで押し付けられる日々。

「ええ加減にせぇ〜!」なんてよく言ってくるけど、なんだかそれはそれで楽しそう。(笑)

ようやく福岡にも馴染み、時々美味しい蕎麦屋やラーメン店をめぐったりしながら充実した老後生活を送っている様です。

めでたしめでたしw w w 

 

 

 

 

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